ぬかるみと細い道の繰り返しが続く。
人の気配はなく、静かな道だった。
いくつか小さなアップダウンを越え、明神ヶ岳の山頂に到着。

広く、静かな場所だった。
振り返ると、先ほど登った金時山が見えた。
山頂で軽く行動食をとり、しばらく景色を眺めた。

そのまま下山を開始する。
道は細く、ぬかるみも残っていて滑りやすい。
木の枝を掴みながら、慎重に足を進めた。
やがて傾斜がゆるみ、道が広くなる。


最後は舗装路に出て、無事に下山完了。
バス停まで歩き、ちょうど来た便に乗る。
連休中だったが混雑はなく、静かな下山だった。
金時山で食べたカレーうどんと、
火打石岳での三角点探し、
明神ヶ岳の静かな稜線。
それぞれに違った印象が残った。
すべてが詰まった、濃い一日だった。